• DMAT 活動報告

徳島市の富田小学校にて救命講習を開催

富田小学校での開催は今回が初となります。

(代表講師:猪子 美由紀)

5年生26名とその親御さんたちが参加されました。

ほぼ全員が未経験ということで、DVDを見て知識を得つつ、胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAED(自動体外式除細動器)の使用方法等を学びます。

講習の依頼者は生徒の親御さんでもある、沖浜・田宮シーズ認定こども園の園長先生で、こども園でもご依頼いただけるとのことです。

正しい胸骨圧迫の姿勢やリズム、圧迫の強さなどをデモンストレーションします。

(講師:森田 敏文)

子供達も、トレーニングツールを用いて積極的に練習します。

質の高い圧迫を続けるためには、疲れてスピードが落ちる前に交代することも重要です。

男子3名の交代練習では、互いに息を合わせてタイミングもバッチリでした。

ほぼ全員が初体験だったため、最後のまとめとして本日の講習内容を振り返ります。

ここで「講師が突然倒れた」という設定のもと、受講生は学んだことを生かしつつ救命活動を実践します。

子供たちは初めてとは思えない速さで駆け付け、胸骨圧迫を行っていました。

圧迫時の手の位置、リズムや交代のタイミングも完璧でした。

そのまま講評となりましたが、「ほぼパーフェクト」という講師の言葉に受講生から笑顔がこぼれます。

今後も折に触れ、救命活動について学んでいただければと願っています。
 

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