小学5年生の授業参観に合わせて行われる救命講習も、今年で12回目となりました。
胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAED(自動体外式除細動器)の使用方法等について学びます。
受講するのは58人の子供たちと保護者の皆さんです。
(代表講師:猪子 美由紀)
胸骨圧迫の基本は「強く、速く、絶え間なく」。
過去に講習へ参加するなどして経験があり、問題なくできる方も反復練習が大切です。
徳島市消防局の皆さんも、毎年手伝ってくれています。
懸命に圧迫を続ける我が子の勇姿を、保護者の皆さんが隣で見守ります。
(講師:森田 敏文)
ローカルDMAT隊員も講師として初参加し、受講者へアドバイスを行いました。
(講師:久田 加容子)
胸骨圧迫を交代する際の注意点を伝えながら、舞台の上で実演します。
親子で圧迫交代時の動きについてチェックを行います。
AEDの使用方法を学んだ後、「突然、講師が倒れてしまった」という設定で、受講内容について振り返ります。
周囲の安全確認、救急車の要請、胸骨圧迫など子供たちが中心となって救命処置を実践。
その後、講評が行われました。
最後に、救命処置によって救われた過去を持つ方や、心臓突然死によって亡くなられたご家族を持つ方々からのメッセージビデオを上映しました。
この度の救命講習については、徳島文理小学校のホームページにも掲載されています。