• DMAT 活動報告

徳島市国府中学校の防災フェスにて救命・災害講習を実施

救命講習開始時の様子

国府中学校で行われた防災フェスでは、生徒の皆さんが起震車体験、煙体験、救命救急体験など5つの体験活動に取り組みました。

徳島市民病院DMATは、救命救急と防災に関する講習を担当します。

(講師:猪子 美由紀)

心臓マッサージの練習中

救命講習は1~2年生342名が対象で、1回15分の講習を10コマ実施します。

まずは周囲の人が突然倒れた時の応急処置として、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を練習しました。

患者役の講師を前に、AEDの使用方法を学ぶ

続いて、講師が患者役となりAED(自動体外式除細動器)の使用を実践します。

電源を入れ、音声ガイドに従って除細動パッドを貼り、AEDが必要と判断した場合にはショックボタンを押すよう指示があります。周囲の人が患者から離れたのを確認してからボタンを押し、電気ショックを行います。

防災講習を行う講師と生徒の皆さん

3年生177名は災害医療講習を1回15分、2コマ実施しました。

今回は主に、災害や事故などによって体の一部が長時間圧迫された後に開放され、血流が再開した影響で全身に異常が起こる「クラッシュ症候群」についての講義を行いました。

(講師:森田 敏文)

屋外へ移動し起震車体験へ向かう生徒たち

屋外へ移動し、西消防署が手配してくださった起震車体験へ向かいます。

起震車とは、地震発生時の状況を疑似体感できる車両のことです。

起震車へ乗り込み地震を疑似体験

講師二人も起震車へ乗り込み、移動するのも困難な揺れを体感しました。

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