訓練内容は、弾道ミサイルの落下物がJAアグリあなん運動公園に落下し住民数十名が負傷、落下物には毒性のある物質が付着しており、防護服着用下での救出・救助が必要という想定で行われました。
DMAT現場指揮所では、集まってくる情報を整理しつつホワイトボードに書き出し、刻一刻と変わる状況に対処します。
(本部長:宮本 理司、クロノロジー:猪子 美由紀)
救護テントと連絡を取り、重症・中等症・軽症患者の状態を確認し搬送調整を実施します。
(副本部長:森田 敏文)
救護テント内ではホウエツ病院、県立中央病院、東徳島医療センターのDMAT隊員が患者対応を行い、搬送に備えます。
訓練終了後、参加した63機関・約420名が一堂に会し、講評を聞きながら今回の訓練を振り返りました。
本訓練において市民病院は当初、県庁内の保健医療福祉調整本部に入る予定でしたが、1月の能登半島地震発災に重きを置いて調整本部は縮小となり、実動訓練参加に変更となりました。
当院にはJMATの一員として被災地へ派遣されたDMAT隊員もおり、訓練中は全員が真剣な面持ちでした。
(徳島市民病院DMAT:左から 猪子 美由紀、谷川 仁美、宮本理司、森田 敏文、米本 真吾)