小さなお子さんの保護者を対象とする災害医療講習を行い、約30名にご参加いただきました。
能登半島地震発災の記憶も新しい今、緊急時における考え方、動き方について学びます。
(講師:森田 敏文)
今この時、徳島で震度7の地震が起こったと想定し、CSCAに基づいて初動を考えていきます。
CSCAとは、Command&control(指揮・統制)、Satety(安全)、 Communication(情報伝達)、Assessment(評価)の略で、災害直後に取るべき行動を示したものです。
(講師:猪子美由紀)
2つのグループに分かれて受講者同士で意見を出し合った後は、代表者に発表していただきます。
一方のグループでは、津波が来ると想定される地域での2次的行動を考えます。
これもCSCAに基づいて考え、すぐに避難するのか、家に留まるのか、といったAssessment(評価)になります。
もう一方のグループでは、津波が来ないと想定される地域での2次的行動を考えました。
津波が来ないと言っても、想定にとらわれず、考え、行動することが極めて重要です。